ポケモン シングルレートS10 最高/最終2006 ✝サザングロスジャラランガ✝
シングル最高/最終レート2006 S10使用構築 ✝サザングロスジャラランガ✝
まえおき
今回シングルレートS10において初の2000を達成したので記念に構築記事を書きました。
今回の構築は普段自分が愛用しているサザングロス構築を使うことは確定の上、S9の構築記事でたびたび見かけたジャラランガを組み込みたいと考え構築を練り始めました。サザンジャラランガというフェアリーを猛烈に誘う2体を並べたことによる選出誘導に対してサザン毒Zが刺さるのではないかと考え、即採用、ジャラZとサザンの毒Zというどちらを取っても強力な択を相手に押し付けるといういかにも強力なパーティーが完成しました。
個体解説
サザンドラ NNナタク @毒Z
性格 控えめ
努力値 CS252 d4
技構成 あくのはどう ゲップ ちょうはつ みがわり
今回の構築のコンセプトの中核をなす一体。
パーティー全体でレヒレ、アシレ等を誘うのでそこに対して自慢の毒Zを叩き込む。
しかしながら、パーティーにミズ・フェアリーを処理する駒が明らかにいないためか読まれることも少なくなかったので、そこに対しては身代わりを張ってしまえば、試合を有利に展開することができる。毒Zを遺憾なくいかせるパーティーにおいてこれほどまでに強力なポケモンはいないと思った。レヒレ、アシレ等させそうなやつがいれば選出する。
性格 ようき
努力値 H92 A140 B20 S252
技構成 アイアンヘッド バレットパンチ いわなだれ かみなりパンチ
一風変わった技構成のメガメタグロス。
ミミカスに強くするためにアイヘバレットまでは確定として、その他二つをパーティーに合わせてカスタマイズした。いわなだれはリザY,ガモスに対して有効に作用し、リザードン検定をかいくぐって何匹ものリザY、ガモスを出オチさせた。たいていそういった試合はイージーウィンできた印象。カンチはカグヤ、レヒレ等に対してなかなかのダメージが入り、選出の幅を広げるのに役立った。
グロスの強みは、パーティーの弱いところを技構成を変えてやるだけである程度補えてしまうことだと思うので、いろいろな技構成を試してもらいたい。
性格 わんぱく
努力値 HB252 d4
技構成 じしん こおりのキバ なまける どくどく
今回初めて使ったカバルドン。
使ってみてやはり高速回復持ちの数値受けというものは頼りがいがあって強いと思った。基本的にバシャーモに関したはこいつでしか相手ができないので、HP管理が重要になってくる。こおりのキバを搭載しているため、マンダに対して隙を見せないし、毒をうまくぶち込むことで安定して処理もできる。ポリ2などのどうしようもない数値受けに関してもこいつのどくどくでどうにかなった印象。やはりこういった安定感のあるポケモンの存在は高レートを目指す上では必要不可欠だと思わされた一体。
性格 れいせい
努力値 HC252 d4
技構成 ハインプ アクジェ れいび くさむすび
一番最後に入ってきた枠。パーティー全体でつらいゲッコウガに対して安定した引き先になったうえ、シュカを持たせることによってボーマンダやギャラといった積みエースに対するストッパーとしても機能した。こおり打点の確保が当初の目的であったがそれ以上の活躍をしてくれた。鋼打点に関してはグロスで間に合っているし、そもそも微妙に火力が足りないということが有名だったので切っている。
何より一番好きなポケモンなので入れられてうれしかった。
ジャラランガ NNぶぞくちょう @ジャラZ
せいかく むじゃき
努力値 CS252 a4
技構成 スケイルノイズ かえんほうしゃ ドレインパンチ ちょうはつ
とくせい 防弾
今回の主役(のはずだった)ポケモン。
レヒレ入りパーティーにはサザン、フェアリーがいないパーティーにはこいつという算段だったがそもそも、フェアリーがいないパーティーなどこのご時世には存在しなかった。受けループに対してはこいつがいるだけで無双できるのでウェルカムだったのですが、これもまた来ない。最終的にはただの置物と化していました。出した試合もムービーが長いわりにそこまで活躍できず落とされるというさんざんなものだったが、置物としての効果はこれ以上ないものだったと思っています。直接的な活躍こそあまりなかったが選出誘導という間接的な形でチームに貢献した一体。
「防弾でバレットパンチを防げると思っていた時期が私にもありました。」
ウルガモス NNラー @スカーフ
せいかく ひかえめ
努力値 CS252 d4
技構成 オバヒ 炎の舞 さざめき サイキネ
パーティーのSを補う一体。スカーフによる奇襲は強力で、初手対面したコケコなどに対しての仕事ぶりは目を見張るものがあった。こいつがいるだけで、サザングロスでは対応が厳しい、ルカリオや相手のメガグロスに対して非常に安定するので心強かった。
炎舞によって自動にCが上がって行くのでこいつが炎舞連打しているだけで終わった試合もあった。
ジャラランガ同様、相手に強烈なインパクトを与えるポケモンなので選出誘導にも一役買ったといえそうである。
基本選出
これといって基本選出というものはないですが、グロス、カバ、ガモスという選出が一番多かった気がします。レヒレがいて、サザンが刺さりそうであったら、積極的に選出して言ってよいです。臨機応変に選出しましょう。
おわりに
今回S10にて自分なりのコンセプトを貫き通した結果、2000の大台に乗せることができて感極まっています。なかなか2000まで届かない時期がこれまで長らく続いていたので、今季の成績が今後の自信になっていくと思います。今回の経験で、自分なりの勝ち方を見つけることの大切さを知ったので、みなさんも、ある1つのコンセプトを、うまくいかないときがあっても試行錯誤の上、貫き通してみてください。きっとそれに結果がついて来ることと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。